日本海新聞:「水害時の手話サイン 知ってほしい17単語動画に」
防災サイン/県土整備部/河川課
東日本大震災で障害者の死亡率は健常者の2倍に上がりました。
障害種別に見ると聴覚障害者の死亡率は、視覚障害者に次いで2番目と高い結果となりました。
そのほとんどが、津波警報が聞こえなかったことによる逃げ遅れが原因と思われます。
聴覚障害者へ緊急事態や避難呼びかけをどう伝えるのかが課題です。
この度、鳥取県東部の「千代川流域圏会議」が、水害発生時に耳が不自由な人に避難を呼び掛ける「防災サイン」動画を公開したそうです。
【日本海新聞:水害時の手話サイン 知ってほしい17単語動画に 】
http://www.nnn.co.jp/news/170527/20170527066.html
(記事から一部引用)
鳥取県東部の官民でつくる「千代川流域圏会議」は、水害発生時に耳が不自由な人に避難を呼び掛ける「防災サイン」動画を公開した。手話とジェスチャーを組み合わせた「逃げろ」「川が氾濫する」など17単語を紹介し、緊急時の逃げ遅れ防止に役立ててもらう。
(中略)
防災サインは、2013年の手話言語条例制定を機に、同会議が県聴覚障害者協会などの協力を得て作った。一般の人でも覚えたり伝えたりしやすいよう、手話を基本に分かりやすいジェスチャーも組み合わせた。
耳が不自由な人は防災行政無線による避難情報が伝わらないため、逃げ遅れのリスクが高い。サインを使えば、近所に住む健常者が危険性を伝えて即座に避難を呼び掛けることができる。(後略)
動画は鳥取県のHPから見ることができるそうです。
ぜひ、ごらんください。
【防災サイン/県土整備部/河川課】
http://www.pref.tottori.lg.jp/266819.htm